こんにちは！スタッフひるです。
4月2日に行われた、よみたん自然学校　認定NPO法人取得&創立20周年記念企画講演会を無事終えることができました。ありがとうございました！

講演会には、子どもの教育に携わる方、教育に興味や関心を持っている方が、総勢約160名参加しました！！
（チケットは完売！！ありがとうございます！！（涙）！！）

講演会前の午前中には、希望者の方を対象に、【よみたん自然学校ツアー】も行いました。（こちらも満席！！涙！！）
よみたん自然学校の赤瓦の校舎や大きながじゅまるの木がある庭まわりをご案内させていただきました。
自然との循環を大切にしながら、子どもと共にここで暮らすように学ぶことや子どもとの関わりで大切にしていることをお話しさせていただきました。
自然学校に興味を持ってくださる方が沢山いらっしゃって、すごく嬉しくかったです！自然学校のことをお話しする機会をいただけた私自身もとっても学びになりました。ありがとうございます！！

そして、午後からついに講演会スタート！！
第１部は、汐見稔幸先生の講演会。沖縄のミライをつくる教育とは？というテーマでお話しをしていただきました。
今の時代に合った教育システムが必要であり、人間が育つ、学ぶとは一体何なのか？教育とは？私たちは何のために学ぶのか？
改めて考えさせられること、気づきが沢山ありました。
参加者の方の感想も一部紹介させていただきますね。

「生活の中で学ぶことが一番大切で、大事じゃないことは忘れていく。やりたい！知りたい！が一番の学びになる。学力が高い人が社会を作る人になるとは限らない。」
「学びについてとても考えさせられました。自分で自分を育てるという言葉がとても印象的でした。大人も子どもも知りたい、学びたいと思うことが人として育つ大事なきっかけだと感じました。」
「幸せになるために学ぶという話を聞いて、従来のやり方という色眼鏡を捨てて、子供の幸せに重点を置いて、保育に携わりたいと思うようになりました。」
「カリキュラムは自分で作っていく。子どもの経験や子どもの姿を見ながら。」
「学校とは？何の疑いもせずあるべき姿だと思っていました。子どもが自分の学びを必要とする学校があっていいと。子どもたちが未来を担うその手となりうるような保育・幼児教育を考えたいです、」

そして、第２部では、汐見先生と天願先生(コスモストーリー保育園園長)と小倉(よみたん自然学校代表理事)による3名の対談！
沖縄や地域の未来を担う人づくりとその教育のあり方とは？をテーマに対談しました。
質問タイムでは質問がどしどしあがりました！会場の参加者同士で意見交換も始まり、参加者のみなさんと学びを深めていく有意義な時間だったと思います。こちらも参加者の方の感想を一部紹介させていただきます。

「子どもを変えていくのではなくて、関わる人や環境(場所)を変えていくことの大切さを改めて感じました。」
「ぐうたら村沖縄ver.をぜひ作りたい！！」
「教育は半分は人との出会い。おもしろさを教えてくれる人と出会い、関わりをもつことが大事。誰でもひとりでは育たないと感じました。」
「子どもたちにどれだけ出逢いを提供できるかがカギ。地域には本物の方がたくさんいるので、子どもたちと出逢う環境を作っていきたい。」

最後に、この講演会で感じたことを経て、ベイビーステップを考えてもらいました。みなさんにも、明日からできる小さな一歩として。
「出会いを大切にする」「自分の子たちの話をしっかりきく」「毎日何か１つ子どもたちと楽しかったと思えること(小さいことでも)をします！」「園内研修で自然体験を取り入れる」
みなさん“子どもの声を聴く”というキーワードが多かったです。

講演会の後、たくさんの方のアンケートを拝見し、教育現場で疑問を持ちながらも奮闘している方、子供の教育の場・居場所を新たにを作ろうとしている方、我が子のことから地域の教育ついて考えている方、ひとりひとり状況は違えど、これからの子どもたちのミライに、熱い思い持った方達がこれほど集まったことはとても嬉しく思います。そして、子どもたちに体験してもらうためには、まず私たち自身が(おとなが)自然の中でワクワクしながら、やりたいことに向かって、楽しみ、遊び、本物に触れ、人と関わりつながっていくことが大切だということも沢山書いてありました。
これから共に学び合い、ミライに向かって歩んでゆけたら嬉しいです！よみたん自然学校もここからまた学びの一歩を進めていきます！！

「自然学校を一緒に作りたい！」「保育者・教員・保護者向けの実習・研修してほしい！」「講演をしてほしい！」「よみたん自然学校で実習生したい！見学したい！」などなど、ありましたら、どうぞよみたん自然学校までお問い合わせください。