よみたん自然学校とは

About

寄付する

遊び心から世界とつながる
自分軸を育む学びの場」
を創造する

私たちは沖縄県中頭郡読谷村の自然豊かな環境の中で、
子どもたちが遊び心を通じて世界とつながる学びの場を創造しています。

主体的な遊びを通じて、自然や人、
そして自分自身とのつながりを深めることで育まれる「自分軸」
それは子どもたちが自らの可能性を見つけ、
豊かな未来を切り開くための大切な基盤となります。

はじめての方はこちら

NPO法人よみたん自然学校
代表理事小倉宏樹

支えてきてくれたみなさんへ
そして、未来をつくる子どもたちへ

よみたん自然学校は2004年1月に自然育児クラブから始まりました。1組の親子しか参加していなくても、活動することに意味があると思い、コツコツと地道に続けてきました。夏休みには小中学生を対象としたキャンプを始め、秋には親子向けのイベントたき火 de Caféを始めました。イベント型の活動を続ける中で、子どもたちが日常的に自然に触れられる場は作れないかと考えていた頃、たき火 de Caféの参加者から「ようちえんを作ってほしい」と言われ、2007年から3年保育「幼児の学校」を始めることにしました。

さらに3年後「卒園後も引き続き同じような学びの場で子どもたちを過ごさせたい」という保護者の方の要望を受け、2010年にはフリースクール「小学部」を開校しました。当初数名から始まった夫婦で開いた小さな学校が、今では毎日40名以上の子どもたちが通う学校となりました。ここに至るまで、たくさんスタッフ、ボランティア、会員、寄付者のみなさまに支えられてきました。そして、何よりもここへ通ってくる子どもたちとそれを決めた保護者のみなさんによって支えられてきました。本当に感謝の気持ちしかありません。

私は高校生の頃から環境問題を始め様々な社会課題に関心を抱くようになり、自分で考え行動する人がもっと育たないと、本当に解決していかないのではないかと思うようになりました。政治の力で社会課題を解決できたらと思って大学で政治を学んでいましたが、大学3年生の時に大きな転機が訪れました。ボランティアとして関わった子どもキャンプで、ディレクターから「子どもたちとただ遊んでいるのではない。『野外教育』と言って、従来のインプット型の教育ではないアウトプット型の教育なのだ」と言われ、大きな衝撃を受けました。「これだ!」と思った私は、野外教育や環境教育、自然体験活動にのめり込むようになりました。一度は商社にも勤めましたが、自然体験活動をライフワークとしたいという思いから退職し、自分なりの学びの場づくりを模索しながらよみたん自然学校を設立し、現在に至っています。

たくさんの人に支えられ、おかげさまで20年以上活動を続けられたことで、卒業生の中には社会人となって働く人も出てきました。自分らしさを発揮しながら、それぞれの道に進む彼らが今後どのように活躍していくのか、とても楽しみです。そして「自分軸」を育んだ子どもたちが社会課題を「自分事」として捉え、社会を変える力となることを期待しています。私たちが活動を続けていくためには、これからも多くの支えが必要です。みなさまの継続的なご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

よみたん自然学校が
大切にしていること

  • つながる

    自然にふれ、人と関わることを通して、感性を養い、つながりへの意識を高めます。人と人、人と自然のつながりを大切にします。

  • みとめる

    人によって感じ方や考え方は違い、その価値観もいろいろあります。お互いをありのまま認め合い、多様性を認めることから始めます。

  • まなぶ

    この学校には、教える人と教えられる人という一方的な関係性はありません。スタッフも含めすべての人が学ぶ存在であり、ともに学び合うことを目指します。

  • つくる

    昔から引き継がれてきた大切なものを受け継いでいくだけでなく、未来に向けて新たなものを創り上げていくことを行います。

  • 「自分で考え行動する」人に
  • 気持ちを伝え、受け止め合う関係性
  • 身近なものを生かして暮らす
  • 人と自然、人と人のつながりを大切に

昔ながらの赤瓦木造家屋と
豊かな自然環境

昔ながらの赤瓦木造家屋が校舎です。土間にはかまどがあり、
庭にはガジュマルの大木が4本、中庭には砂場、裏庭には小さな畑があります。

設備一覧

  • 土間・かまど

    土間・かまど

    手づくりの土間にかまどが据えられています。土間は、沖縄の赤土を敷き詰め、にがりをかけて、みんなでせっせと叩きました。かまどは、やちむん職人さんの指導のもと、沖縄の赤土に藁と水を混ぜて足でこねました。日干しレンガを骨組みにして、赤土を積み上げてつくりました。薪で火を起こし、シンメーナーヴィーや羽釜でつくるごはんは格別。

  • 石窯

    石窯

    子どもたちと一緒に足掛け1ヶ月かけて手づくりした石窯。耐火レンガの周りは沖縄の赤土がたっぷり盛りつけられ、琉球石灰岩とともに蓄熱性を高めています。土台にはサンゴ、貝がら、ビーチグラスなどで飾り付けがしてあります。ピザ、パン、沖縄銘菓ちんすこうなど、オーブン料理なら何でもつくることができます。

  • ガジュマルと
    ひみつ基地

    ガジュマルとひみつ基地

    庭には4本のガジュマルの大木が、子どもたちのことを見守っています。うち2本には、ひみつ基地づくりキャンプで子どもたちと一緒につくった樹上の隠れ家があります。ガジュマルの木に宿ると言い伝えられている妖精キジムナーから名付けた「きじむな~はうす」と、屋根付きの「ツリーハウス」です。

  • ちんすこう道場

    ちんすこう道場

    「ちんすこうづくり体験」ができる部屋です。名前と裏腹に、おしゃれなカフェ風です!観光客の方、地元の方もどうぞ体験にいらしてください。

  • トントン広場

    トントン広場

    かなづちでトントン、のこぎりでギコギコ、主にクラフトをするための縁側ウッドデッキ。

  • 周辺の環境

    周辺の環境

    五感を動かす遊びと学びのフィールド。琉球國時代の町並みを再現した体験王国「むら咲むら」の石畳を歩いていくと、おたまじゃくしやカエルのいる池、セミ捕りのできる木、芝生の広場などがあります。また、学校の周辺には、徒歩数分のところに自然の浜やさとうきび畑が広がっています。

  • アタイグヮーデン

    アタイグヮーデン

    沖縄の言葉で、屋敷内にある畑をアタイぐゎーと呼びます。アタイグヮーデンは、アタイぐゎーと庭(ガーデン)をひっかけて作った造語です。裏庭に小さな畑があり、島野菜や薬草、ハーブなどが育っています。

  • 砂場

    砂場

    沖縄の海砂を使った真っ白な砂場が中庭にあります。オオバイヌビワの木が木陰をつくってくれています。

  • まき棚

    まき棚

    庭のがじゅまるの枝を、親父の会で剪定し、乾燥させたものを子ども達の遊びやたき火に使います。暮らしの知恵や自然の循環を遊びを通して感じます。

一人でも多くの子どもに
学びの場を届ける活動

  • キャンプ
  • 人材育成
  • 3年保育「幼児の学校」
  • 普及啓発
  • フリースクール「小学部」
  • 調査研究
  • ちんすこうづくり体験
  • 物品販売

事業紹介はこちら

これまでの歩み

2004

よみたん自然学校 設立

自然体験の企画、運営、エコツアーを実施
子育て支援事業 自然育児クラブ「ゆーゆー」開始
キャンプ事業 開始

2005

放課後学童「わらばーくらぶ」事業開始

「わらばーくらぶ」は2010年に休止

2007

3年保育「幼児の学校」事業

ちんすこうづくり体験事業 開始

2010

フリースクール「小学部」事業 開始

2021

特定非営利活動法人よみたん自然学校 設立

自然体験活動事業・人材育成事業・普及啓発事業・
調査研究事業・物品販売事業に、事業を再編して、
新しいスタートを切る。

2022

認定取得

認定NPO法人よみたん自然学校となる

私たちの活動に興味がある方は、
ぜひ見学にお越しください!

まずはぜひ見学にお越しください。
お会いできるのを楽しみにお待ちしています。

学校見学

よみたん自然学校への視察・見学を
ご検討の方はこちらをご覧ください。

はじめての方へ(about/summary.html)

はじめての方へ

よみたん自然学校のことを知りたい方は
こちらをご覧ください。

法人の方へ(donation/corporation.html)

教育旅行・体験プログラム

学校での修学旅行や団体での
体験プログラムの企画や提案も可能です。

お問い合わせ

その他、様々なお問い合わせを
受け付けています。