About
遊び心から世界とつながる
「自分軸を育む学びの場」
を創造する
私たちは沖縄県中頭郡読谷村の自然豊かな環境の中で、
子どもたちが遊び心を通じて世界とつながる学びの場を創造しています。
主体的な遊びを通じて、自然や人、
そして自分自身とのつながりを深めることで育まれる「自分軸」
それは子どもたちが自らの可能性を見つけ、
豊かな未来を切り開くための大切な基盤となります。
つながる
自然にふれ、人と関わることを通して、感性を養い、つながりへの意識を高めます。人と人、人と自然のつながりを大切にします。
みとめる
人によって感じ方や考え方は違い、その価値観もいろいろあります。お互いをありのまま認め合い、多様性を認めることから始めます。
まなぶ
この学校には、教える人と教えられる人という一方的な関係性はありません。スタッフも含めすべての人が学ぶ存在であり、ともに学び合うことを目指します。
つくる
昔から引き継がれてきた大切なものを受け継いでいくだけでなく、未来に向けて新たなものを創り上げていくことを行います。
昔ながらの赤瓦木造家屋と
豊かな自然環境
昔ながらの赤瓦木造家屋が校舎です。土間にはかまどがあり、
庭にはガジュマルの大木が4本、中庭には砂場、裏庭には小さな畑があります。
手づくりの土間にかまどが据えられています。土間は、沖縄の赤土を敷き詰め、にがりをかけて、みんなでせっせと叩きました。かまどは、やちむん職人さんの指導のもと、沖縄の赤土に藁と水を混ぜて足でこねました。日干しレンガを骨組みにして、赤土を積み上げてつくりました。薪で火を起こし、シンメーナーヴィーや羽釜でつくるごはんは格別。
子どもたちと一緒に足掛け1ヶ月かけて手づくりした石窯。耐火レンガの周りは沖縄の赤土がたっぷり盛りつけられ、琉球石灰岩とともに蓄熱性を高めています。土台にはサンゴ、貝がら、ビーチグラスなどで飾り付けがしてあります。ピザ、パン、沖縄銘菓ちんすこうなど、オーブン料理なら何でもつくることができます。
庭には4本のガジュマルの大木が、子どもたちのことを見守っています。うち2本には、ひみつ基地づくりキャンプで子どもたちと一緒につくった樹上の隠れ家があります。ガジュマルの木に宿ると言い伝えられている妖精キジムナーから名付けた「きじむな~はうす」と、屋根付きの「ツリーハウス」です。
「ちんすこうづくり体験」ができる部屋です。名前と裏腹に、おしゃれなカフェ風です!観光客の方、地元の方もどうぞ体験にいらしてください。
かなづちでトントン、のこぎりでギコギコ、主にクラフトをするための縁側ウッドデッキ。
五感を動かす遊びと学びのフィールド。琉球國時代の町並みを再現した体験王国「むら咲むら」の石畳を歩いていくと、おたまじゃくしやカエルのいる池、セミ捕りのできる木、芝生の広場などがあります。また、学校の周辺には、徒歩数分のところに自然の浜やさとうきび畑が広がっています。
沖縄の言葉で、屋敷内にある畑をアタイぐゎーと呼びます。アタイグヮーデンは、アタイぐゎーと庭(ガーデン)をひっかけて作った造語です。裏庭に小さな畑があり、島野菜や薬草、ハーブなどが育っています。
沖縄の海砂を使った真っ白な砂場が中庭にあります。オオバイヌビワの木が木陰をつくってくれています。
庭のがじゅまるの枝を、親父の会で剪定し、乾燥させたものを子ども達の遊びやたき火に使います。暮らしの知恵や自然の循環を遊びを通して感じます。
2004年
よみたん自然学校 設立
自然体験の企画、運営、エコツアーを実施
子育て支援事業 自然育児クラブ「ゆーゆー」開始
キャンプ事業 開始
2005年
放課後学童「わらばーくらぶ」事業開始
「わらばーくらぶ」は2010年に休止
2007年
3年保育「幼児の学校」事業
ちんすこうづくり体験事業 開始
2010年
フリースクール「小学部」事業 開始
2021年
特定非営利活動法人よみたん自然学校 設立
自然体験活動事業・人材育成事業・普及啓発事業・
調査研究事業・物品販売事業に、事業を再編して、
新しいスタートを切る。
2022年
認定取得
認定NPO法人よみたん自然学校となる