フリースクール「小学部」

Free School - Elementary Division

自然、人、自分に向き合う
人生を豊かにする学びと育ちの場

よみたん自然学校のフリースクール「小学部」は、豊かな自然の中で、
子どもたちが「自然、人、自分」と向き合いながら、人生を豊かにする学びと育ちを深めていく場です。
子どもたちが自ら「やりたい！」と思えることを見つけ、それを実現する体験を通じて、
多様な感情や価値観に触れながら成長していきます。

フリースクール「小学部」で出来ること

自然とのふれあいにより豊かな感性を育む

豊かな自然環境での活動を通して、生き物や植物とのふれあいから感性を育むことができます。川遊びや山登りなどを通じて、自然の尊さを肌で感じる体験ができます。
仲間との協力と対話

異なる年齢や背景を持つ仲間たちと共に学び、協力する中で、他者を尊重し、コミュニケーション能力を磨くことができます。
自分で考え行動する力の
育成

自分の「やりたい！」を見つけ、それを実現するためのプランニングから実行までを体験することができます。

自分のペースで学び、成長する「場」

変化の激しい昨今、子どもたちが大人になった時にはどんな社会になっているのか、想像もつきません。そんな想像もつかない社会を生き抜くためにはどんな力が必要でしょうか?

私たちは、知識や技術よりも、まず、自己肯定感、学ぶ意欲、困難に立ち向かう力、相手を思いやる心、コミュケーション力などを身につけることが大事であると考えています。そして、それらを身につけるための、新たな教育の場づくりにチャレンジしています。
自然学校には、挑戦できるチャンスが日々あり、子どもたちの学び、成長する力を思う存分発揮できる場です。

子ども自身が、「やりたい!」と思うことを見つけ、それを形にしてゆく体験を積み重ね、失敗したり成功したりしながら取り組んでいく。また、時には仲間と一緒に協力し、時にはぶつかり合い、気持ちを伝え、受け止める関わりを経験していく・・・

そのために、私たちは、学びたいと思う子どもたちの気持ちや主体性を尊重し、その子自身のペースで学び成長する過程をサポートしていきたいと思います。

自然豊かな環境で感性は開かれていき、好奇心から始まる遊びは、集中力が強く意欲の高い学びへと発展していくことでしょう。

自然に囲まれた校舎でありのままの姿で学びを深める

沖縄の伝統的な赤瓦の建物で、土間やかまど、石窯などが備えられています。庭にはガジュマルの大木があり、木登りやハンモックなど、自然と触れ合う活動が日常的に行われています。また、近隣には自然の浜やさとうきび畑が広がり、豊かな自然環境が子どもたちの感性を育んでいます。

1日の過ごし方

8:30～9:00

朝の集まり

小学部は、自分の１日の計画を立てる時間そのものが大事になります。やりたい事を進めていくことは、遊びや活動を進めていく上で必要な段取り、仲間との調整、手順の確認をスタッフと行い、スタートします。
9:00～11:30

活動時間

遊びや活動は、個々のグループに分かれ進んでいきます。季節に応じた遊び、子どもの好きな事を追求するプロジェクトタイム、スタッフ提案の活動などバリエーション豊かに活動展開をします。スタッフは、野外活動の際、安全配慮をしながら、子ども達の活動のサポート役として遊びに加わりながら関わります。
11:30～12:30

お昼ごはん

小学部の子ども達は「食べることは生きること」にまつわる活動をより深く体験していきます。お昼ごはんは交代で配膳係や片付けまで担います。ひとり一人が自分の畑で種や苗から野菜を育て、収穫の喜びを味わいます。また、野外炊飯では自分たちの食べたい＆作りたい料理に月１度の野外炊飯で挑戦し、食べる楽しさ、食べることの大変さを経験的に体験していきます。
12:30～14:00

午後の活動時間

室内遊び（絵本、折り紙、粘土遊びなど）や工作・ものづくり（刀や割箸鉄砲作り）を行います。また、集団遊び（だるまさんが転んだ、サッカー、かくれんぼなど）やお散歩（海や畑、公園など）も行われ、子どもたちは友達やスタッフと交流しながら充実した時間を過ごします。
14:00～14:45

片付け＆帰りの集まり

1日過ごした過程や自分の気持ちを発表し、スタッフや子ども同士がシェアし経験として身についていくようにふりかえる時間です。週に3回ぐらいは、ふりかえった内容を文章や絵などで紙に書いています。