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6年生、修学旅行を終えて

よみたん自然学校の小学部6年生3人が、話し合いを重ねて計画してきた修学旅行。
北海道での旅を終えて帰ってきた3人に、インタビューをしてみました。
北海道でいちばん印象に残ったこと
「雪を触ったとき。手が凍った…ちょっと後悔しました(笑)」
「雪が固い」「飛び込んだらウエストから雪が入ってきて、めちゃくちゃ冷たかった」
予定していたスケート場が見つからず、結局、雪の積もった公園で遊ぶことになった出来事も印象に残っているそうです。
「周りに何もなくて、いろんな人に聞いたけど全然スケート場を見つけられなかった。でもその公園で遊んだのが一番盛り上がった」
北海道での出来事は、想像通りにいかないことの連続だったようです。

いちばん大変だったのは
旅の計画づくりの話し合いについて聞くと、3人ともすぐに答えが帰ってきました。
「全部大変っ!」
行き先の候補は、京都、宮古島、沖縄でキャンピングカーなど、いくつも出たそうです。
しかし、「理由が弱い」とスタッフから戻されたり、意見が2対1に分かれたりすることも多く、なかなか決まらず。
「『雪』ってテーマが決まるまでが大変だった」
旅のしおり作りでは、病院の連絡先や緊急時の対応など、細かい情報も自分たちで整理しました。ここは流石にスタッフに決めてほしい、と思ったそうです。
自分たちで旅のお金をつくる
今回の修学旅行では、資金造成にも取り組みました。
「募金は『いえーい』って感じでした(笑)」
一方で、資金造成の準備は思った以上に大変だったそうです。
売り物の価格設定やメニューの検討、衛生面で却下されたメニューなど、納得しきれないこともあったとか。
それでも、自分たちの旅が多くの人の応援で成り立っていることを実感できる経験になったことと思います。
旅の中で見えた、お互いの姿
思わぬ出来事もありました。
立ち入り禁止エリアに誤って入ってしまい、雪にハマり動けなくなったり。さらには、犬を熊と勘違いして焦ったり。
また、仲間のハイテンションにいら立ったり、逆に拗ねてしまう場面もあったそうです。
「ずっと、小2くらいのテンションではしゃいでた(笑)」
それでも、これまで親に任せていたことを自分たちでできた喜びもあったとのこと。
「旅の準備とか、切符を買うこととか。自分でできたのがうれしかった」という言葉を聞くことができました。
引率スタッフのたろう より
初日は飛行機の遅延や道に迷うなど、イレギュラーが重なりました。
それでも子どもたちは気分を落とすことなく、旅を楽しむことが出来ていました。
2日目からは、時計や看板を確認しながら行動する姿が増え、時間管理のための「時計係」などの役割も生まれました。
道に迷ったり、切符を買い間違えたりする場面もありましたが、タクシーを呼ぶなどの判断も自分たちで行い、上手に旅を進めていきました。
「北海道での暮らしや移動を体験すること自体が、大きな社会経験になっていたと思います」
いろいろな場面で、子どもたちに任せる部分とサポートをする加減が、とても難しい(悩む)ポイントのようです。スタッフの腕の見せ所ですね。また今回の旅では、北海道の「いぶり自然学校」の上田さんにも大変お世話になりました、とのこと。
自分たちで決めたからこそ
今回の修学旅行は、行き先も計画も、話し合いを重ねて子どもたち自身で決めてきました。
だからこそ、迷ったり困ったりする場面も含めて、すべてが自分たちの旅になったのだと思います。
旅の準備や最中に経験した小さな(大きな?)失敗や発見、意見が衝突しても3人で折り合いを付けていくというスキルは、これから先のさまざまな場面で、きっと役に立っていくはずです。
後日、うれしい贈り物がありました。
現地で鹿を捌く様子を見学し、その鹿肉を喜んで食べていた子どもたちの姿を見て、いぶり自然学校の上田さんがよみたん自然学校にたくさんの鹿肉を送ってくださいました。
いただいた鹿肉は、小学部の野外炊飯でボロネーゼや炭火焼きにして、おいしくいただきました。
ありがとうございました。
事務局まさし
