達人教室「自然木でバードコール作り」
おもちゃの達人タナベユウヘイさんをお招きして開催しました!
自然学校のお庭のがじゅまるを使ったバードコール作り。
5センチ程にカットしたがじゅまるの枝のフチをヤスリで削り、
キリと手動の穴あけドリルで穴をあけ、
ネジを差し込みバードコールは完成!
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![RIMG1396](/uploads/RIMG1396.jpg)
(▲手動ノコギリを皆で手助け 試合前ではありません 笑)
早速、バードコールを鳴らして、
鳥を探していました。
今回はさらに、絵を描いたり、色を塗ったり、
マスキングテープで飾り付けをしたり。
好きな色の紐を選んで、小さな皮のタグにイニシャルを押して。
![RIMG1428](/uploads/RIMG1428.jpg)
自分だけのバードコールができました!
色の組み合わせ、塗り方、描いている絵、
テーマの決め方、ひとつとして同じものはありません。
今回のテーマに「自分らしさ」がありました。
子ども達は、自分らしさ全開でした♪
![RIMG1528](/uploads/RIMG1528.jpg)
出来上がったバードコールを首から下げて
お庭でひと遊び。
バードコールを鳴らして、なんて言っているか当てるゲームはとっても難しくて楽しかったです。
この次の日、達人教室に参加した何名かの子ども達に会う機会があったのですが、
バードコールをうれしそうに首から下げて登場!
いろんな場所で鳥を探していました!
釣れるかな? 釣れるかな?
「きしも〜、釣りしよう?」
お昼ごはんの後、1人の男の子に誘われた。
「どうやるの?」 「きしもが魚で、Aが釣りするの!」
はじめは、2人で釣りごっこ。
通りがかった子が、おもむろに釣り竿を作り始める。
「これでやろう?」 今度は、3人で釣りごっこ。
![日記2](/uploads/a112f93e39fad8cdb0d1d5edabcf9c41-535x401.jpg)
釣られる魚、釣り人の役割に分かれ、釣られた魚が次の釣り人になれるのだ。
「やったー!」 釣られると喜ぶ魚達。
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楽しげな歓声につられて、他の子どもも集まってくる。
「ワニだぞー!」
![日記3](/uploads/166502cf69d0eca16c1d811664a17a97-535x401.jpg)
「きしもは、イカ!」 「Aは、イルカだよー」 「Bは、エビちゃん♪」 「ん〜っとね。。Cはジンベエザメ」
「ノコギリザメだぞ〜!ギコギコ!」 頭をノコギリのように、人へこすりあててくる仕草。
思い思いの生き物に変身し、釣られることを楽しむ。
たくさんの笑顔が釣れたね! そんな平和な昼下がり。
スタッフ きしも
お化け屋敷
「明日お化け屋敷作りたい!」
小学部の帰りの集まりのちょっとした切っ掛けで思いつきました。
次の日、早速作り始めたお化け屋敷は
テーブルで作った通路と新聞紙で作った壁、
くまの人形が上から落ちて来たり、テーブルがガタガタ音をたてたり、
ワナにかかると皿が落ちてビックリしたり、ゾンビに食べられたり。
色々と考えて作り上げました。
お客さんは幼児の学校の子ども達。
恐る恐る入ってくる子ども達は「キャー!」と悲鳴を上げながら前に進めない様子。
それを見ながら「よしよし」と手応えを感じる小学部。
まだまだ脅かし足りない小学部は「観光客を誘いに行こう!」と
むら咲むらの園内を探しながら声をかけて行きました。
待ち合わせをしていたり、恐いからという理由で断られながらも
何とか2組の方が心良く手作りお化け屋敷に入ってくれました。
「キャー!」という叫び声や「くまが恐かった」という感想を聞きながら
とても満足げな子ども達でした。
はあと
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![IMG_0272](/uploads/IMG_0272-535x401.jpg)
達人教室「丸太でイス作り」
大工の古我知毅さんを達人にお招きし開催しました。
この日つかった丸太は杉の木。
みんなで年輪を数えると、21歳!
「20年かけて育った木を使う時は、20年使えるものを作りたい。
なぜなら、次の木が育つまで20年かかるから。」
この棟梁の言葉に、子ども達は驚いて、さらに気合いが入っていました!
子どもたちがやった工程をざっとあげると、
・直径25センチ程の丸太をノコギリで切る
・イスの足のホゾをナイフで削る
・カンナで角を丸くする
・電動ドリルでホゾ穴をあける
・イスの足をトンカチではめる
![RIMG0977](/uploads/RIMG0977.jpg)
丸太を切っているコーナーは、常に明るい雰囲気。
1人でやるとあきらめたくなるような太さの丸太も、
励ましが飛び交っているし、
切っている本人も冗談やおしゃべりをしながら自分を奮い立たせて。
コロンと地面に切れた丸太が落ちた瞬間、
花火があがったときのような歓声が沸いていました。
![RIMG0954](/uploads/RIMG0954.jpg)
ナイフで削る、カンナコーナーは、黙々と真剣に。
危ない道具に緊張しながら、自分のやり方を見つけていって、
ぞれぞれのペースで上達していました。
![RIMG0943](/uploads/RIMG0943.jpg)
棟梁との電動ドリル穴あけコーナーでは、
棟梁のおふざけのない姿勢に、子ども達もキリッと表情がかわり、
機械を扱っていることをしっかり意識して向き合っていました。
そして、足をはめ込んで、完成した瞬間、
そこには、晴れやかな顔に静かな達成感をかんじました。
3時間かけて、皆自分のイスが完成!
![RIMG0984](/uploads/RIMG0984.jpg)
最後に、棟梁からの言葉。
「20年使うには、メンテナンスが大事。
古くなったり、壊れたら自分で直す。
皆はじぶんで作ったから、なおすことができるよ。」
みんなの人生にイスが仲間入りしたね。