最近のよみたん自然学校 ~最近の日記

2023年度 フリースクール小学部 入学希望者の皆さんへ

2023.01.30(月)
お知らせ
よみたん自然学校 福をよぶ福校長 小倉のぶです。(おい!)
2023年度 フリースクール小学部 入学問い合わせを沢山いただいておりましたが、
幼児の学校からの進学者で定員いっぱいとなったため、
来年度の新規外部募集はありません。
人数拡大の検討もしましたが、校舎的にもギリギリの人数であり、
また、子ども達をみるスタッフ配置が思うようにいかず
今年度は、難しいと判断しました。
子どもの学びの場として、よみたん自然学校を選択していただいていた方には
ありがたい気持ちから、申し訳なさでいっぱいです。
今後、数年間このような事態が生じることも予想して、
少し長文になりますが、 自然学校の小学部の経緯を踏まえて
今私たちが子どもを取り巻く教育に関して、
社会問題と考えていることへの解決策を書きましたので、
子どもの学びの場作りに興味のある方は、お読みいただければと思います。
スクリーンショット 2023-01-30 17.09.08
******************
フリースクール小学部は、2010年に6名の子ども達で活動が始まりました。
始めてからはしばらく数年は、
子ども達の人数は、ずっと10名以下で推移していました。
公立と併用して、週1回だけ自然学校に通う子がいたり、
途中で、公立小学校に戻る子もいたりして、
定員に満たず経営的にも苦しい時代、厳しい時もありました。
IMG_0095
しかし、さまざまな個人の理由や家庭の事情で、小学校に通わない選択をした子ども達に、
「子どもの主体性や子どもの気持ちを尊重し、
 暮らすように遊び、自然との関わりを重ねながら
 仲間と一緒に新しいことにチャレンジできる学びの場の必要性」
を親御さんと一緒に共有することで、
今日まで子どもの学びの場を作り続けてこられました。
自然学校では、毎日毎朝、今日自分のやりたいことを出し合い、
時間の調整や使う道具などを話し合ってから、
1日の活動がスタートします。
月曜日から金曜日まで、朝8時30分から午後14時45分まで、
存分に遊んでしゃべって、自分の時間、仲間との日々を過ごし、
その積み重ねが、小学部の学びとなります。
スクリーンショット 2023-01-30 17.09.41
ここ数年、時代を反映してか、フリースクールへの取材や問い合わせが増え、
2020年度から、定員20名の枠がいっぱいになるようになり,
小学部への入学をお断りするようになりました。
そして、コロナ禍もあいまってか、2021年度は、
入学希望もあわせて30名以上の問い合わせや入学希望者リストがつくられ、
学校&学びの場探しが行われていることをヒシヒシと感じています。
どの子も親御さんも困っていますから、
お受けしたくてもできない状況にとても辛かったです。
かたや、ネットの世界では、学校に行かない子ども達をターゲットした、
商業ベースのオンラインフリースクールやら、
オンライン授業で学力の保障をうたった学校が雨後の筍のようにできています。
学校に行かない時間、おうちに閉じこもって、
ネットのオンライン授業を楽しく受ける子もいるでしょう。
1日の数時間は、学校で配られたタブレットを使って、学力の補完を補うことも可能でしょう。
しかしながら、エネルギーあふれた子どもが、毎日家の中でずっと過ごすことは、
親子共に、苦痛であることが当事者達から語られています。
自由に走り回り、自然や友達とふれあいながら、体をつかって遊び、
安心安全に過ごせるリアルな場。
そしてそれが、駆け込み寺的利用できることが、
今求められているのではないでしょうか?
子どもの気持ちを真ん中に大切にしてくれる場が、
その時々の、子どもの居場所となって、
継続的な多様な学びが
保障されていくのだと思いますが、
実際そのような場はとても少ないです。
かつて、自然学校のような場をもう1つ作るために、
一緒に子どもの遊びの場作りをしませんか?と
キャンセル待ちをされていた方々にメールを送りましたが、
お返事があって実際に集まったのは6名ほどでした。
タイミングがあわなかったのかもしれませんが、
親御さん一人一人が、奔走して学校をみつけたのでしょう。
「もう私には必要ない」ということなのでしょうが、
このままでは、この社会問題への解決には遠いと感じました。
よみたん自然学校は、認定NPO法人を取得しました。
それは、子どもの居場所や教育について考える機会や、
学びの多様性を生み出す場作りをすすめ、
子ども達が学ぶ楽しさをを取り戻し、地域が元気になる道を探すためです。
まずは、子ども達が幸せに生きられる場を増やしていくために、
2023年度は、講演会や研修会、教育の勉強会を開き、
問題の共有や視える化をはかり、
沖縄の地域に多様な学びの場づくり、子どもの居場所づくりを応援したいと思います。
興味のある方、手伝ってくれる方、子どもと一緒に遊んでみたい方、資金作りができる方、
もう1校、学校を作るため、ぜひ、よみたん自然学校へ名乗りをあげてください。
またSNSをフォローをよろしくお願いします。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

忘れ物【1/21 たき火 d eCafe & バザー】

2023.01.22(日)
お知らせ

イベントへ遊びにきてくれた皆様、ありがとうございました!

赤ちゃんから大人まで、たくさんの方々と楽しい時間を共有できて嬉しかったです♪

 

さて、忘れ物のお知らせです。

13514

心当たりある方は、自然学校までお知らせくださいね。

(2/21まで自然学校で保管しております)

 

スタッフ きしも

12/25〜27 トコトンわくわくキャンプ

2023.01.06(金)
お知らせ
[ 12/25〜27  トコトンわくわくキャンプ]
過ごしやすい青空のもと、2泊3日過ごすことができました!☀️
このキャンプは、遊ぶ内容、夜ごはん、寝る場所を子どもたちと一緒に考えます。
初日の午前中、探検しながら海へ行くと、とても長い木が落ちていました。
「持って帰ろう!」とみんなの意見がまとまり、午後は4人乗りブランコを作ることになりました。
「本当に4人乗れるかな?」「切って2人乗りにする?」「やってみてから考えよう!」「どこの木に付ける?」などいろいろなアイディアが飛び交いました。
話し合いをするうちに「みんなはどう思う?」という言葉が自然と聞こえるようになりました。
自分だけで決めるのではなく、相手の話も聞きながら、みんなで試行錯誤を重ねブランコが完成しました!
2日目は、『全部右旅』と『釣り』に決定!
『全部右』ではなく、途中から『棒倒し』に変更しましたが、道端にある自然物や落ちているもので遊びながら、友だちと話せる時間が楽しかったと子どもたちは言っていました。
釣り竿は、段ボール、竹、ガジュマルの木のヒゲで、一人ひとり作りました。
「なかなか釣れないねー」「そっちはどう?」と友だちのことを気にしながら、笑いが耐えない子どもたちでした。
夜は、BBQ。係に分かれ、調理や火起こしを開始。
ピザから発展して考えた『米ピザ』は子どもたちも大満足でした!
ご飯のあとは、むら咲むら散歩。ランタンの綺麗さに癒されながら、最後の夜をみんなで楽しみました。
最終日のテーマは、「遊びまくる!」に決定。
ケイドロ、ドッチボール、げんぺい、ヤギと遊ぶ、ブランコ、など。場所も変えながら、みんなのやりたいことを全部やりました。
振り返りで「木登りが得意なことに気がついた!」「友だちに話しかけるのは得意。」「●●が手伝ってくれてうれしかった」という発言がありました。
友だちやスタッフと過ごす中で、自分自身の良いところや好きなこと、苦手なことなどを知っていくのは、これから大人になっていくうえで大切なことだなと思います。
またキャンプで会いましょう
スタッフ:あんでぃー
image
imageimageimageimageimageimageimageimageimage