みんなで歩くという楽しみ!
最近の幼児の学校は、いろんなところへおでかけをしています。
「今まで行ったことのない場所へ行ってみない?」
とみんなに声かけをしてみたら、
年少Kちゃんが「S公園に行きたい!」と言いました。
S公園は、2学期にみんなで行こうと歩いて目指したけれど、時間内に辿り着けなかったところなのです。
またここでS公園に行きたいと話がでたのにびっくり。
みんなで手をつないでえっちらおっちら歩いて行きます。
歩きながら歌を歌ったり、朝ごはんはおむすび食べたよ〜と話したりしながら道中を進みます。
「疲れた〜もう歩けない。」
という年少さんがでてくると頼もしいのが年長さん!
「俺が荷物持ってやるよ!」「あたしがおんぶしてあげるよ!」
「誰かのために頑張って、それでありがとうって言われるのすごく嬉しいんだよ〜」
と年長さんの言葉。年長さんの優しさをうけて、疲れてヘトヘトだった年少さんがみるみる元気なっていくのです。
みんなで歩いてやっと辿り着いたS公園!お弁当を食べて、思いっきり遊びました。
それから数日後、「またS公園に行きたい!」と言った年中Tくん。
その気持ちをていねいに聞いていくと、「みんなで歩くのが楽しい!」とのこと。
ただS公園に行きたいのではなく、放課後に車に乗っておうちの人や友達と行くのではなく、
“みんなで歩いていく”という楽しさを実感しているTくん。
こんな風に子どもは子どもの群れの中で育っていくのだなあ〜としみじみと考えるのでした。
スタッフ ひーるー