年長さんの成長!
先日、驚いたことがありました!
ひとつめは、みんなでマラソンをしていた時のことです。
年少のRちゃんがかけっこの順位が最後になってしまい、
悔しい!と泣いていた時のことです。
駆け寄った年長のKくん。
「大丈夫か?次は俺が応援してあげるよ。」
と、優しく声をかける姿。
実は、年長Kくんも年少・年中の頃、同じように何度も何度も悔し泣きをしていました。
悔しくて泣いたり怒ったり、そしてその時にはお兄さんお姉さんが優しく声をかけてくれていたのでした。
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その時の悔しい経験や周りの人の優しさが積み重なって、
その声かけが生まれたのではないかと感じた瞬間でした。
また、もうひとつ驚いたことが!
ふたつめは、年長Kくんと年長Yくんが子ども同士のケンカの話を聴いていたことです。
年中の男の子が言い争いをしていました。
A「お前が死ねバカっていったんだろ!」
B「いや、お前が最初に言ったじゃん!」
スタッフが一方のA話を聞いていると、年長Kくんがサッともう一方のB方へ行き、
年長K「Bは何が嫌だったの?うんうん。そっか〜それが嫌だったんだね」
話を聴いてくれていたのでした!
お互い言い合いになって、感情が高まっているときには、見ていた年長KくんとYくんは、
年長K「一回お互い離れてみる?」
年長Y「う〜ん、今はお互い気持ちを話しているから離れない方がいいはず」
と、話していたりと、、、。
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ケンカの当事者でなく、第三者的な目線で見られているからというのもありますが、
ここまで成長している年長さんの姿をみて、本当に驚きました。そして嬉しかったです。
年少の頃のKくんは、怒った時は手が出て気持ちを伝えていたのですが、
それがだんだん気持ちを聴いて積み重ねていくことで、まずはスタッフへ言葉で気持ちを伝えられるようになり。
年中になると、怒った気持ちをスタッフへ伝え、スタッフがKくんの気持ちを相手に伝える場面をこっそり
見に来ていたり、、、。相手がどんな気持ちなのかも知りたいと聴きに来たり。気持ちの折り合いをつけたり。
そして、年長になり、怒った気持ちを相手に自分の言葉で伝えられるようになって、
スタッフがいなくとも子ども同士で気持ちを伝え合い、解決することも。
3年間かけてKくんは幼児の学校でコミュニケーション能力、人との付き合い方を学んできました。
こうやって成長いくのだと、Kくんの姿を見て思います。すごいなあ〜素敵だなあとしみじみ。
そんな年長さんも、3月で卒業!嬉しいけれど、3年間の成長を見てきた私にとっては寂しくもあり、、、。
最後の1ヶ月、みんなと思いっきり遊びたいと思います!!
スタッフ ひる