幼児の学校 サッカー大会!
10月末から年長Kくんと年長Yくんはサッカーに夢中。
上の舞台と呼ばれる原っぱへ朝の集まりで仲間を誘って出かけます。
仲間が集まらないと上の舞台へはいけないので、頑張って声をかけて仲間を集めるのです。
ほぼ毎日サッカーをしにでかける日々。どんどん上達もしていて、子ども自身も感じていました。
すると、Kくんがサッカーの帰り道に言いました。
「もっといろんな人に見てもらいたい!」
話をよく聞いていくと、お家の人や幼児の学校、小学部のみんなにも、自分たちがサッカーを
やっているところを見てもらいたいという想いがありました。
そこからお家の人へ招待状を書いたり、みんなにサッカー大会やります!とお知らせをしたり、
自分たちで練習を重ねながらルールも考えます。
「けがしたときはグリーンカード。一回止まってけがをみるのね。」
「やっていると喉が渇くから水カードも作ろう!」
「やっていてチームのメンバーを考えたくなったときは、チーム決めカードっていうのはどう?」
ガムテープで背番号を作ったり、「メダルも作らないと!」と、紙粘土で金メダルを作ったり、
裸足だと痛いから靴下と靴と長ズボンにしよう!と、お家の人へ「明日は靴と靴下でいく」と子どもから伝える姿があったり、
サッカー大会へむけて楽しみながら準備をしていました。
当日は親御さんが来てくれて嬉しそうな子どもたち。応援にかけつけてくれたみんなの姿も見て嬉しそう。
雨が降る中、10日以上も練習し続けた上の舞台でサッカー大会をしました。
最後には親御さんから金メダルを首からかけてもらい嬉しそうな表情。
帰りの集まりでは、
「またやりたいくらい楽しかった!」
「みんなが応援してくれて嬉しい気持ち!」
と、言葉が出てきていました。
やりたいことへ向かって子どもたちはこんなにも輝くのかと驚きました。
サッカー大会を経て、達成感や自分への自信がみなぎっている年長さんでした。
冬休みまであとわずかですが、子どもたちと思いっきり遊ぶぞー!
スタッフ ひる